これからFX投資をスタートして、将来に備えて
資産の運用・資産の形成をしたい!と考えているなら、
FX投資の基本をしっかりマスターして、投資で起こりうる損失を想定して、
これを防ぐための対策が必要になります。

FX投資は、海外の通貨を用いて取引を行うので、株式投資のように
日本経済や日本国内の企業の景気はほとんど関係ないと
言って良いと思いますが、日本円と海外の通貨を組み合わせて取引を行う場合、
低金利の日本円と金利の高い海外の通貨を組み合わせて取引すれば、
為替差益が得られるチャンスがあります。

しかし、取引のタイミングや為替相場の動向によっては、
ともすれば損失を出すリスクもあります。

そこで、FX投資で、どのようなリスクが生じるのか、
取引によって起こりうるリスクの種類についてご紹介したいと思います。

海外の政治や経済、テロや戦争の状況で為替相場が変動することも

どのような投資であれ、元本保証がなく、常にリスクはつきものですから、
FXの初心者であればなおさらのこと。

海外の通貨を用いて取引をするので、その国の政治や経済の状況、
戦争やテロによる影響が出ていないかどうか、
きちんと把握してから取引することです。

FX初心者は、流通量が多くて、値動きが少なくて
安定した通貨を選んで取引すると良い
ですが、
アメリカでの大統領選挙が日本国内の株価や、米ドルの値動きにも反映されるなど、
政治や経済の動きによって、取引が有利になることもあれば、
不利になる可能性も十分にありますので、
為替相場が変動するリスクについて理解しておきましょう。

金利が大きく変動すると思わぬリスクが生じることも

FXの魅力は、取引を行う二国間の通貨との間に生じる金利の差額、
スワップポイントが期待されること
です。

FXの初心者は、低金利の日本円と値動きが安定した米ドルや、
ユーロなど、流通量が多い海外の通貨でペアを組んで
取引するのが無難
です。

高い金利差でスワップポイントを狙って取引をする人もいますが、
高金利通貨での取引は、金利の変動が激しくなるのが欠点です。

とくに、レバレッジを高く設定すると、大きな利益が期待される反面、
大きな損失を出す可能性も高くなり、ハイリターン・ハイリスクになるので、
注意が必要
です。

FXの取引の最中にサーバーダウンの影響で取引が不利になる可能性も

FX会社では、サーバーのセキュリティには万全な体制を整えていますが、
万が一、なんらかの原因でサーバーが異常な状態に陥る可能性もあります。

サーバーは正常に動作しているのに、FX投資の取引の最中に、
自分のパソコンやスマホに不具合が生じる可能性もあります。

その間にも、為替相場が変動していて、取引に有利な
タイミングを逃してしまうようでは、損失を出すリスクも高くなるので、
注意が必要です。

FX投資を行うには、高速通信のインターネット環境が必須であり、
投資を行う前に、インターネットの接続状況が安定しているかどうか、
きちんと確認しておきましょう。

FX投資で起こりうるリスクを回避するための対策