FX投資の魅力は、レバレッジによって少額投資で大きな取引ができることです。

レバレッジとは、わかりやすく言えば、
てこの原理を応用したものと考えると良いでしょう。

FXは、外国為替証拠金取引であり、取引を本格的にスタートする前の
最初のステップとして、証拠金をFX会社に預け入れる必要があります。

FX投資でのレバレッジとは?

FXでリスク管理を行うには、レバレッジ(Leverage)について
理解する必要があります。
FX投資では、レバレッジを設定して取引を行うのが特徴です。

英語で「てこ」という意味を持つレバレッジですが、
この数字が小さいほど、投資で得られる利益と
投資による損失が小さくなります。

レバレッジの数字が大きくなるほど、大きな取引ができますが、
大きな利益が期待される代わりに、取引で損失を出した場合、
損失額が大きくなります。

FX初心者はレバレッジを低めに設定すること

証拠金を担保として、投資金の何倍もの大きな取引ができる仕組み、
これをレバレッジと言います。

極端な例をあげると、口座開設をしてから預け入れた証拠金が10万円でも、
レバレッジを10倍に設定すれば、100万円分の取引ができるわけです。

しかし、レバレッジを高く設定すると、大きな利益を得るチャンスがある代わりに、
大きな損失を出すリスクを抱えることになりますので、
レバレッジは低めにして少額投資で損失を食い止めることです。

投資家の中には、日本国内のFX会社は、どの業者も
レバレッジの倍率が低いことに、いまひとつ物足りないと感じていて、
海外のFX業者で口座開設をして、高めのレバレッジで取引する人もいるようです。

高いレバレッジをかけることで、思い切った取引ができるので、
取引に成功すれば大きな利益を得ることができます。

しかし、失敗すればレバレッジが高いほど、
損失の金額が大きくなるので、大変危険です。

FX投資の経験が長い投資家でも、為替相場の動向について、
予想が大きく外れる可能性は十分にあります。

レバレッジを高くしないで低く設定して無理のない取引をすることで、
損失の拡大を食い止めることができます。

FX初心者はレバレッジが低いFX業者を選ぶべし

ある程度まとまった投資金がある人なら、レバレッジを高くして
FX投資をするのも良いかもしれませんが、日本国内のFX会社は、
最大で25倍になっている業者が多いようですね。

最初から多くのお金を投資につぎ込むことはできないので、
FX初心者はレバレッジを高くしても3倍、または5倍にとどめておきましょう。

ほとんどのFX会社で、レバレッジは1倍からの取引でもOKです。
レバレッジを高くして思い切った取引をしなくても、
スワップポイントによる利益も期待できるので、控えめにしておきたいですね。

それでも、もう少し思い切った取引がしたいと思うのなら、
投資金に余裕ができた時にFX会社に預託する証拠金を
もう少し追加してから、取引すると良いでしょう。

FX投資の取引の仕組みはどうなっているの?