これからFX投資を本格的にスタートしたい!と思うのなら、
どのようなコストが発生するのか、理解しておく必要があります。

FX投資は、株式投資や先物取引などと同様に、
投資である以上は元本保証がない事について、正しく理解するとともに、
ある程度のコストがかかることを承知の上で、投資を行うことです。

銀行の外貨預金や株式投資に比べてFX投資は取引コストが低い

FX投資のメリットを挙げると、銀行の外貨預金や株式投資よりも、
取引手数料が安くなっている
ことです。

銀行の外貨預金は、銀行の窓口に直接出向いて行かなければならないですが、
FX投資は証券会社やFX会社に出向いて行く必要はなく、
パソコンやスマホのインターネット上での取引ができます。

ネット証券のように、店舗を持たない証券会社も多数ありますので、
余分なコストが発生することがなく、
取引手数料が無料になっている業者も増えています。

銀行の外貨預金や株式投資よりも手数料が安いのが、
FX投資ならではのメリット
だと言えるでしょう。

しかし、手数料が完全に無料というわけではなく、
FX投資では、おもに2種類の手数料があります。

そのひとつが、通貨の売買について注文する時に発生する手数料です。

さきほど、取引手数料が無料になった業者が増えていると説明しましたが、
注文に関する手数料のことを指しています。

スプレッド幅が狭いFX会社を選ぶこと

もうひとつには、スプレッドと呼ばれる手数料が発生します。

残念ながら、スプレッドは無料ではなく、どのFX会社で取引をしても、
コストがかかります。

スプレッドとは、簡単に言えば「通貨の売り値と買い値との差額」のことをいい、
この差額の幅が小さいことを、「スプレッド幅が狭い」と
表現をすることもあります。

FX投資では、為替レートで通貨の売り値と買い値、
この2つの価格が表示されます。

たとえば、「115.00-115.02」と表示されている場合、
スプレッドはこの2つの差額ですから、0.02、つまり2銭となるわけです。

このスプレッド幅が狭いほど、
取引にかかるコストを削減できて
、有利な取引となります。

これからFX投資を始めるのに、どのFX会社を選んで良いか迷った時は、
FX会社の比較サイトやランキングサイトを参照して、
それぞれのFX会社のスプレッドについて、比較してみると良いですね。

近年は、注文時に発生する取引手数料が無料のFX会社が増えているので、
取引コストでもっとも気になるのがスプレッドだと思います。

スプレッドは、通貨ペアの種類によって、格差が生じており、
FX会社のウエブサイトを見ると、
「米ドル・日本円 0.2銭固定」などと表示されています。

この数字ができるだけ小さくなっていれば、
その分、取引コストをより抑えることができます。

FX投資の初心者多くは日本円と米ドルや日本円とユーロでの取引が
中心になると思うので、スプレッド幅についてじっくり比較すると良いでしょう。

FX投資で注文から損益が確定されるまでの流れをつかんでおこう