バイナリーオプションは、主に相場があがるか下がるかで判断し、
投資を行うのですが、攻略としては主に2つあります。

 

一般にチャートなどをみて為替の動きを見るのは、
テクニカル分析ですが、
経済指標で判断する場合、
ファンダメンタルズ分析を使用して、取引を行います。

 

ほとんどの方は、テクニカル分析で利益を生み出しているといえますが、
月1回の発表の際は、相場に影響を与えるので、
テクニカル分析だけでなく、
ファンダメンタルズ分析も理解しておくと取引しやすいといえます。

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米・消費者物価指数

アメリカの消費者が購入する物品やサービスの値段が
どう変化したかを示している数字となります。

 

価格の変動の多い食品もこの中に含まれているので、
インフレの最重要指標とされています。

 

発表は、毎月15日前後とされており、
日本時間の午後9時半が目安です。

 

冬時間の場合は、午後10時半頃となります。

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物価があがっていれば「インフレ
さがっていれば「デフレ」傾向であるといえます。

 

インフレになっていれば、基本的に好景気の証となり、
多くの投資家にとって、この消費者物価指数は
外せない指標となります。

 

ただし、過度なインフレの場合は政府が介入して政策をとるので、
為替は変動すると考えられます。

 

基本的に、この消費者物価指数があがればドルが多く買われ、
さがればドルが売られて円高ドル安になります。

 

特に発表された瞬間に相場に影響がでると考えられるので、
ここらへんは見逃さないように注意しましょう。

 

 

米・雇用統計

米雇用統計というのは、アメリカで働く人の
失業率や、週労働時間、平均時給など、
様々な働く人の状況を表した指標となっています。

 

アメリカでは雇用状況がそのまま経済に影響を与えるといえます。

 

特に雇用統計で注目するのは
失業率
非農業部門就業者数
の2項目です。

 

失業率は、
「失業者÷労働力人口×100」
で計算され、毎月第1金曜日に発表されます。

 

日本では午後9時半、冬時間では午後10時半
となります。

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非農業部門就業者数は
非農業部門に属する事業所の給与支払い帳簿を基に集計された就業者数と
なっています。

 

失業率と同じように毎月第1金曜日に発表され、
日本では午後9時半、冬時間では午後10時半の発表
となります。

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これらが発表される時間は、
いくらテクニカル分析で上昇トレンドにあったとしても、
指標によって景気が悪いと判断されると、
ドルが売られ円高ドル安傾向となります。

 

また逆もあります。

 

専門家がある程度の予想値はだしているのですが、
この予想値よりも高いと、円安ドル高、

予想値よりも低いと、円高ドル安
となる傾向になります。

 

1円単位で大きく値が変わるので、
これらが発表される瞬間は要注意といえます。

 

 

まとめ

今回は、ファンダメンタル分析における米ドルの
攻略法についてまとめてみました。

 

基本的にチャートを見て判断することが多いと思いますが、
こういったものも為替に影響を与えると
いえます。

 

発表される時期は、大きく変動する可能性もあるので、
チェックするようにしましょう。

 

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