株式投資を始めるならネット証券だと手数料などコスト安で、
スピーディーに申し込み手続きができるので、便利ですよね。

ネット証券には、店舗型証会社では味わえないような魅力が
たくさんあると思います。

しかし、株式投資の経験がなく、ネット証券で初めて取引する人が
注意しなければならないこともいくつかあります。

投資で失敗しないためにも、ネット証券での株式投資の注意点について、
いくつかご紹介しましょう。

ネット上での取引では安定したインターネット環境が必須

ネット証券で口座開設の申し込みをした後は、
いよいよこれから本格的に株式投資デビューとなります。

しかし、取引に入る前にいくつかの確認事項があります。
インターネット接続環境について、ケーブルやADSL、
光ファイバーなどの高速インターネットができる環境が必要です。

今ではほとんどダイヤルアップ回線やISDNなどの回線を使っている人は
少ないと思いますが、画面の切り替えや表示が遅いようでは、時間のロスになり、
有利な取引のタイミングを逃すリスクもありますので、
取引を始める前に高速インターネットの通信環境を
整えておくのは当たり前のことです。

取引をするパソコンやスマホの不具合に要注意

高速通信のインターネット環境が整っていても、
株式投資の取引をするのに使うパソコンやスマホに
不具合が生じるようでは困るので、取引を始める前にはその都度、
パソコンやスマホの調子について確認すること。

株式投資を始める前に取引ツールの使い方をマスターすること

ネット証券では、証券会社のウエブサイトにアクセスして、
パスワードを入力してログインしてから実際の取引に入ります。

取引ツールの操作や画面の見方がよくわからないうちに、
取引を始めるのは大変危険です。

初めての取引でも投資家が戸惑うことがないように、
多くのネット証券では仮想での取引ができるように、
バーチャル取引ができるサービスがあります。

最初はこれを使って、取引ツールの使い方に慣れるようにして、
不明な点があればコールセンターに電話して尋ねると良いでしょう。

IDとパスワードは自己責任できちんと管理すること

ネット証券での株の取引を行うのに、
IDとパスワードを入力する必要があります。

IDやパスワードを忘れることがないように、
自己責任できちんと管理しましょう。
とくに、ネットバンキングや証券会社のウエブサイトにログインする時には、
ともすれば不正に悪用されるリスクはつきものです。

IDとパスワードはきちんと自分で管理することはもちろん、
お金を動かす取引なので、ウイルス対策を入念に行う必要があります。

とくに、近年は手の込んだフィッシング詐欺が増えています。
ウイルス対策には、セキュリティソフトを必ずインストールして、
安全・安心のネット環境を整えてから、取引することを忘れずに。