ファンダメンタルズ分析というのは、テクニカル分析とはまた違い、
経済状態を示す基礎的な要因を分析することを指します。

 

主に、経済成長率(GDP)・物価上昇率・失業率・財政収支の赤字(黒字)率
経常収支(赤字・黒字額)などをみてチェックします。

 

特に
景気・金利・貿易黒字・金価格・政治安定性をチェックするのは
大切であり、
米国・ユーロ圏でもこのあたりをチェックするようにしましょう。

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ユーロ圏GDP

ユーロ圏のGDPは、翌四半期の最終月に速報値を発表されます。
3月、6月、9月、12月(中旬)に発表。
日本では19時くらいに発表されます。

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ユーロ圏物価上昇率(消費者物価指数)

物価上昇率は、欧州委員会統計局から発表されます。

 

物価の変動を表す指標であり、
上がっていればインフレ傾向
下がっていればデフレ傾向になります。

 

速報値は前年比を月次、翌月初旬に発表されます。

 

また判断材料になるので、同時に政策金利もチェックするようにしましょう。
政策金利は毎月上旬に発表されます。

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ユーロ圏失業率

失業率も景気判断の指標となります。

 

失業率が低ければ、雇用状態が良いので、それだけ
経済状態が良いことを指します。

 

現在失業率は減少傾向にあります。

 

月次で翌々月の上旬に発表されます。

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ユーロ圏・ZEW景況指数

民間調査会社が発表する景気先行指数で、
この指数が50を超えると、景気が良いと判断され、
逆にそれ以下だと、景気が悪いと判断されます。

 

毎月一回目の定例理事会開催日の一週間後に発表されます。

 

現在は50を下回っています。

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かといって、ユーロ圏だけの数値をみれば良いというわけではなく、
円、ドル、ユーロには相関関係があるので、
ドルが動けば世界が動くといえます。

 

相関関係としては以下のようになります。

 

ドル/円 × ユーロ/ドル = ユーロ/円

 

このような関係で円・ドル・ユーロは相互に作用している
といえます。

 

つまり、ドル/円が120円の場合は、相互関係で影響し、
ユーロドルがそのまま1ドルだとしても
ユーロ/円は120円となります。

 

ドル/円がユーロにまで影響を与えるといえます。

 

ですので、ある意味、
為替の全体的な動きを把握しておくと、
バイナリーオプションにおいて勝率もあげることができる
といえます。

 

 

まとめ

今回は、ファンダメンタルズ分析でチェックする項目について
簡単にまとめてみました。

 

チャートが見れることは重要ですが、
同じように、経済を知っておくと勝率をあげる秘訣に
なるといえます。

 

短期的に影響しなくても
長期的には影響を与えます。

 

こういったところもチェックしておくと良いといえます^^

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