投資で資産運用・資産形成をするには、
信頼と実績の高い証券会社を選ぶことはもちろん、
良い銘柄を選ぶことが肝心です。
銘柄とは、株式会社から発行される株のことを言い、
投資家が企業に出資することで、株を保有することができます。
株式投資でもっとも重要なポイントが銘柄選びですが、
日本国内には数多くの株式会社が存在しており、
その中から銘柄を選ぶのは大変ですよね。
良い銘柄もあれば悪い銘柄もあると思いますが、
良い銘柄とはどのような株のことを指しているのでしょうか。
簡単に言えば、「企業としての今後の成長の見込みや
その可能性が高い株」が良い銘柄であり、
投資家にとっては手軽に取引ができるように、
株価が安くて今後は株価が上がる可能性が高い株であれば、
良い銘柄だと判断して良いと思います。
ここでは、良い銘柄の選び方や見分け方について、
詳しくご紹介したいと思います。
株式投資で銘柄選びの前に企業の経営状態や業績を要チェック
これから株式投資を始めるなら、じっくりと時間をかけて
取引する銘柄を慎重に選びたいものです。
資産形成をするためにあせりは禁物ですから、良い銘柄を選ぶために、
気になる企業があれば過去の業績や現在の経営状態や利益の状況などについて、
会社四季報などの書籍を1冊揃えておいて、入念にチェックしましょう。
FX投資や先物取引では、投資をするために
書籍を揃える必要はほとんどないと思いますが、
株式投資では企業が発行する株式が投資の対象となるので、
銘柄選びには企業の業績や売上、株主優待や配当金の状況など、
企業のデータを把握するのは当たり前のことです。
会社四季報は株式投資の必須アイテム
株式投資で良い銘柄を選ぶには、
会社四季報は投資家にとっては必須アイテムですよね。
ここで、会社四季報について詳しくご紹介したいと思いますが、
年に4回、3月(春号)・6月(夏号)・9月(秋号)・12月(新春号)が発刊されており、
書店に行けばこれを入手することが出来ます。
会社四季報には、日本国内の厳選された上場企業の
重要な情報が掲載されています。
年4回発行されているので、1年に1冊揃えておけば良いと
思うかもしれませんが、その都度、中身が変わることもありますので、
旬の情報をしっかりキャッチしておくためにも、
その都度新しい四季報を揃えておくことです。
会社四季報にはどんな種類があるの?
株式投資をしている人の多くは、
書店に行って会社四季報を購入していると思いますが、
かなりの厚さがあるので、本棚に並べるにも場所をとってしまい、
内容が古くなったものは処分するのにも手間がかかります。
近年は、CD-Rでも販売されるようになり、使い勝手は良いですが
価格がやや高めなのが難点です。
今ではWEB版もありますので、ネット上でも上場企業に関する
重要な情報が閲覧できるようになりました。
証券会社によっては、WEB版の会社四季報を無料で閲覧できる
サービスを提供しているところもありますので、
まずは証券会社に口座開設の手続きをしておくと良いですね。
証券会社に口座開設の手続きをして、すぐに取引を始める必要もなく、
投資に有利な情報を入手するための手段として
これを活用することをおすすめします。
書籍を揃えておくのも良いですが、新しい情報を入手するのに
その都度購入すると、それなりにコストがかかりますが、
WEB版なら無料で閲覧できるので投資コストを抑えられます。