FX会社で口座開設をしたら、いよいよこれから本格的に
FX投資のスタートとなります。
口座開設の手続きが完了後は、最初に証拠金を預け入れる必要がありますので、
これを済ませてから、新規での注文・取引ができるようになります。
通貨ペアを選んでFX会社に注文を出す
FX会社で口座開設・証拠金を入金した後は、
お気に入りの通貨ペアを選んで新規での注文を出します。
FX投資では、通貨の売りと買い、そのどちらからでも注文ができるのですが、
FX初心者はまだまだ不慣れなところもありますので、
通貨の買いの注文からスタートしたほうが良さそうです。
FX投資のスタートとして、新規での注文をするのに、
さまざまな注文方法がありますが、FX初心者には指値注文や成行注文など、
シンプルな注文方法を用いるのが無難です。
注文方法の種類や詳細は、また後ほどゆっくりとご紹介したいと思いますが、
ここでは注文・取引のおおまかな流れが中心です。
FX初心者は、流通量が多い通貨として米ドル、
または、ユーロのクロス円での注文がおすすめです。
いずれも、他国の通貨と比較するとと、値動きが安定していますが、
政治や経済などの状況によっては、急激に上昇・下降する可能性もありますので、
注文を出す前にチャート分析を活用するなど、入念にチェックしましょう。
注文を出して約定されると取引が成立する
FX投資では、パソコンやスマホのインターネット上で
FX会社専用の取引ツールを用いて、注文を出して約定されると取引が成立します。
取引が成立することを、FXでは「ポジションを持つ」と表現しますが、
通貨を買う注文を出して取引が成立することを「買いポジション」、
通貨を売る注文を出して、その取引が成立することを
「売りポジション」といった呼び方をします。
FX投資では、外国の通貨を安い価格で買って、
買った時の価格よりも高くなったタイミングで売ることで、
その差額が利益として受け取ることができます。
通貨の買いの取引から入る場合は、近い将来に
今よりも価格が上昇するものと見込まれる通貨を買って、
価格が上昇した時に売る、これがFXの取引の基本中の基本です。
決済された時点で損益が確定される
注文を出して取引が成立すると、ポジションが決済された時点で、
FX投資の損益が確定されます。
通貨の価格が上昇した時に売った場合、為替差益による
利益が得られることになりますが、取引にかかったコストとして
取引手数料やスプレッドなども、これに含まれています。
FX初心者は、最初から大きな取引をしようとするのではなく、
まずはFX投資の大まかな流れをしっかりつかんでおくことが肝心です。
値動きが安定している通貨でも、1度に大きな取引をせずに、
少額での投資を肝に銘じておきましょう。