株式投資や先物取引などいろんな投資がありますが、
FX投資は注文方法が実に多彩で、バリエーションが豊富!
その人の投資の経験やレベルに見合う取引ができるのが魅力ですね。

FX初心者は、取引するのに最初のうちはなにかと戸惑うこともあると思いますが、
慣れるまでの間は、ファーストステップとして成行注文からスタートして、
この注文方法で取引ができるようになったら
セカンドステップとして、指値注文にチャレンジしてはいかがでしょうか。

指値注文の基本のツボをしっかり押えておこう

成行注文に比べると、指値注文は一歩進んだ注文方法であり、
少し複雑かと思うかもしれませんが、とくに難しい注文方法ではありません。

簡単に言えば、為替レートを指定して、そのレートになった時点で
売買を成立させることができる、これが指値注文のおもな特徴です。

通貨を買う取引を行う場合は、現在のレートを見てから、
その価格よりも安くなった時に買いの注文を出すことで、
少しでも安く買うことができます。

現在保有している通貨を売る取引をする場合に、
現在のレートよりも高い価格を指定しておけば、
その価格に達して時点で、取引が成立するので、
少しでも高い価格で通貨を売ることができます。

通貨の買いの価格と売りの価格をあらかじめ指定できるので、
より有利な取引ができるようになり、指定したレートになるまでは
取引が成立されないので、成行注文に比べると、
取引の成立から決済までの流れは、比較的緩やかになります。

指値注文のメリットとデメリットを比較しよう

FX投資での指値注文は、メリットもあればデメリットもあると思います。

通貨の売買の価格を自分で決められるので、
その価格に達した時点で取引が成立するのがメリットですね。

約定する価格について注文を出す時点で、
しっかり把握できるという点では、安心感があると思います。

しかし、指値注文の場合、成行注文のようにスピーディーな取引はできません。

通貨がこの価格になったら買う、またはこの価格になった時に売る注文を出すのが、
指値注文の特徴なので、為替レートが任意に設定した価格にならない場合は、
約定されないので、取引が成立しない
ことになります。

指値注文には有効期限があります

指値注文では自分が指した価格、指値になるまでは約定されないので、
取引が成立するまでに時間がかかっても、損失を出すこともなければ利
益が得られることもありません。

指値注文では、注文の期間として有効期限を決めて取引する場合に、
その期限内に指値にならなかった場合は、期限切れとなりますので、
その注文が無効になる可能性もあります。

取引の期限については、今日中・今週中・今月中などの有効期限がありますが、
任意で設定することができます。

今すぐにでも買いポジション、売りポジションを持ちたいと思う人には、
指値注文は不向きです。

この他には、成行注文と指値注文、その両方の要素が合わさった
OCO注文と呼ばれる方法もありますが、
まずは基本的な注文方法をしっかりマスターするのが先ですね。

逆指値注文で一歩進んだFX投資を